こんにちは、森川ゆみ子です。
パソコンから張り切ってアップロードした写真、スマホで確認してみるとなんだか暗い・・・・そんな経験はありませんか?
見落としがちなディスプレイの明るさ!「まぶしい」だけで明るさを調整してしまっていませんか?
自分好みのディスプレイ調整は危険!
長時間、パソコンやスマホの前にいることが多くなってくると「まぶしい」「目が疲れる」といった理由で明るさの調整をしてしまいます。しかし、ちょっと待ってください。
自分好みでディスプレイを調整すると自分だけで作業する限りは快適にはなりますが、他のパソコンやスマホ、タブレットなどで作成されたデータを表示した時に、本来の色や明るさで表示されなく可能性が高まります。
カラーマネージメントってなんだろう
最近はパソコンのディスプレイも、スマホのディスプレイも初期出荷状態でほどほどに見られる色と明るさ、彩度になっています。しかしそれでも「なんとなくパソコンで見るより黄色いなあ・・・」「全体に白が青っぽいように感じるのだけど・・・」といった違いを感じることはありませんか?
また、お店で新しいデザインのパソコンのグラフィカルなモニターを見るととても色合いが鮮やかに見える、スマホを変えたら今まで撮影していたデータが突然美しく見えるようになったなど、見ている環境によって色味や明るさ、鮮やかさは違って見えるものなのです。
写真がデジタルになり、データの状態であつかわれるようになって、それを確認するためのモニターが正しい色で表示しているかがとても大切になりました。だって、モニターで見ているデータをプリントしてみたら色が違う!!なんてことだと、大量の印刷物は怖くて刷れません😅
このような問題を避けるために、どこでもおおよその色合いを共有できるようにする仕組みが考えられました。これを「カラーマネージメント」と呼ぶのです。
簡単に症状がわかる方法もあります
カラーマネージメントなんて言われても難しいし、お金もかかりそう・・・・。
その通り、カラーマネージメントってやりだすと、専用の機材がいるし奥が深いし大変。しかし、気になるディスプレイの症状・・・そんな時には簡単に現状がわかる方法があります。
同じ画像を別のディスプレイで見ること!
その時に写す画像を世界標準のものにすれば、今のディスプレイの症状は一目瞭然です。ディスプレイメーカーさんのサイトにわかりやすいテスト用の画像があります。
まとめ
パソコンで見るのとスマホで見るのとでは違う!
お友達のスマホで見たら色や明るさが違っていた!
その原因は、パソコンやスマホの明るさや色合い、鮮やかさがバラバラだったからで、それを調整するために「カラーマネージメント」という仕組みがあります。私たちは簡易でディスプレイがどのくらい明るいのか、はたまた暗いのか、同じ写真がどの程度違って見えているのかを知っておきましょう。
大切な写真を扱うときには、私のディスプレイは明るく見えるから暗めに仕上げよう!スマホでも確認してみよう!お試しプリントをしてみよう!という風に工夫してみるだけでも今までよりより良い写真が発信できるようになります。
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