こんにちは、森川ゆみ子です。
ずっと太陽の差し込む明るい日中に撮影ができれば、そう苦労もしないで済むのですが、忙しいハンドメイド作家さんやウェブショップオーナーともなるとそういうわけにもいかない時もあります!!
暗い場所でフラッシュを使うと手ぶれを防ぐことができますし、明るい写真が撮れる・・・とても便利な機能に感じますが出来上がった写真は不自然になってしまいがちです。
カメラについている内蔵フラッシュを使うと被写体に直接正面から強い光 が当たってしまうためにこのような写真になってしまいます。カメラのレンズの近くから撮影対象に向かって直接明るく照らすわけですからうまくいく可能性は低くなってしまいます。
せっかく綺麗に撮ろうと頑張っているのにがっかりしてしまいますよね!
そこで自然な明るさ、自然なライティング、そして簡単に室内で綺麗な写真を撮る方法について考えてみましょう。
光源はひとつが自然に撮りやすい
自然の光源の元になるのは太陽光です。
太陽はひとつ!窓から差し込んでくる光や、外だと頭上にある太陽が明るく照らしている状況が私たちがよく目にする明るい状態です。見慣れた光の差し方は自然に美しく感じ受け入れやすい写真となります。
カメラについているフラッシュのように被写体に対してわたしたちの視線側から直接強いライトを照らす状況は、人工的でどうしても不自然に見えてしまいます。
そして室内の場合は、照明器具のあかりや街の明かりが見慣れている自然な光と言えるでしょう。
(では何のためにフラッシュがついているのかは長くなりますのでまた改めて!)
まずは普段撮影する時には内蔵フラッシュはオフにしておきましょう。
ストロボやフラッシュライトをオフにする
たいていのデジカメではイナズマのマークのボタンを 何度か押せば発光禁止マークが出てきます。この状態で撮影をすれば暗い場所でもストロボは光りません。
スマートフォンの場合は、撮影モードを選ぶとカミナリ型のアイコンがあります。
これがフラッシュ設定アイコンです。
初期設定では自動になっているので、夜食事に出かけてお店の中など暗い場所でみんなで写真を撮ろう・・・とか夜景を撮影しようなど暗い場所で撮影しようとすると自動的にサーチライトのように光が照らされてしまうことがあります。
設定はオートのままではなく、ご自身で選んでおきましょう。雷型のアイコンをタップし表示された「自動・オン・オフ」から普段は「オフ」を選んでおくと良いでしょう 。
お仕事写真の時には光源を減らすという考え方もある
室内の明かりでも、蛍光灯だけであるとか、複雑なミックス光だととても違和感のある写真が撮れてしまうことがありますよね?
こういう場合は不要な光源を減らしてみるとうまくいくこともありますし、カメラ付属のフラッシュ以外に外付けのフラッシュやその他の光源でカバーすることで補正していく必要があります。
ライティング
と聞くととても難しそうに感じてしまいますが、ウェブショップなどで夜にしか撮影ができない場合であれば覚えてみるのもひとつの手段といえます。
これも「太陽はひとつ」という視点で考えるとそう難しいものではありません。
また光源を整理した上である程度の明るさがあるのであれば三脚を使うことでカバーできる事もあります。これはこちらの記事を参考になさってくださいね。
まとめ
室内や夜に撮影すると失敗する原因のひとつは、内臓フラッシュやフラッシュライトだったということがあります。
光の向きをよく観察することは綺麗な気持ちのいい写真を撮るための近道。
ライティングと聞くととても難しいような気もしてしまいますが、「太陽はひとつ」という視点で考えましょう。
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