写真の撮り方のヒント

写真が見違える!小道具を使ってイメージが伝わる写真にしよう

ハンドメイド

こんにちは、森川ゆみ子です。

いいなあと思う写真には撮影する被写体以外に演出するための可愛い小物が入っていることがあります。小物を使って演出するなんてハードルが高そうな気もしますが、せっかくなのでチャレンジしてみましょう。

ハンドメイド作家メイドちゃん
ハンドメイド作家メイドちゃん
私の世界観を写真に表現したいなあ・・・何かいい方法はありませんか?
ゆみ子
ゆみ子

Tちゃんの世界観を表現する小道具を写真に入れてみてはどうでしょう?

コツさえつかめば小道具を写真に入れることでイメージが伝わりやすくなりますよ^^

撮影を演出する小道具とはなんだろう

目的のものを撮影する時、それを引き立たせる小道具を加えてみると写真の雰囲気が変わり、伝えたい世界観がよりわかりやすく伝わります。(そうした小道具を用意したり配置するお仕事をする人をスタイリストと呼びます。)

今やインスタグラムの世界では、そんな小物使いがプロ顔負けの人気インスタグラマーがいっぱい。小道具使いが上手な人は写真が上手に見えます。写真が良いと写っているものもよく見えてくるものです。

私の写しているものはこういう世界観なんだ!

といったイメージ、印象を伝えるためにも小道具を入れるという手段を使うと難しい言葉がいらなくなります。

通販カタログや雑誌の商品撮影などでは、演出する小物を用意したり配置する仕事をする「スタイリスト」「コーディネーター」「小道具さん」といったお仕事の方がいらっしゃいますし、小道具に何を置くかをディレクターやカメラマンが企画から考えた上で用意することもあるのです。

あなたの撮影するものは何でしょう。

もしそれが販売したい商品であったり、世間に認知してほしい手作り小物だったりするならば、その世界観やイメージを伝えるための演出を計画的にすることはとても大切になってきます。

 

あなたの商品のディレクターはあなた!小道具選びでステージを演出

普段着る洋服やバッグ、そして靴。仕事で使う名刺といった「あなたはどんな人?」というイメージ、印象を見せることと同じように、あなたの撮影するものを素敵に演出してみましょう。

小道具は主役を引き立てる脇役。決して主役を食ってはいけません!

ゆみ子
ゆみ子
1枚の写真をひとつの舞台だと考えてください。
そこには主役がいますので脇役も選んでください。脇役はあくまでも脇役ですが足を引っ張るのも困るもの、ステージの世界観を完成させる脇役をオーディションしてみましょう。
撮影する時小道具を入れる準備

まずは撮影する主役に合わせたい小道具を探してみましょう。

あなたの撮りたい主役に対して演出できる脇役を想像してみましょう。

主役は可愛い?かっこいい?

主役は華やか?シック?

主役はヨーロッパの雰囲気、アメリカンな感じ?

といった風に主役がどういった印象なのかを考えてみます。

または

主役の使用用途から導き出す方法もあります。

例えば

食器なら野菜であったり卵であったりフォークやナイフなどのカトラリー・・・・

本ならペンであったりメガネであったりパソコンであったり・・・・

アクセサリーであったならメイキャップ用品であったり花であったり綺麗なレースチーフでもいいでしょう

そうやってイメージを決める、使用用途から考えられる脇役を考えることで小道具を決定していきます。

撮影する時に気をつけること

小道具のボリューム感に気をつける。主役を食ってしまっていないか?

小道具の関連性がおかしくないか気をつける。主役に対して配役を間違えていないか。関係のない脇役がいないか?

実践編:ボリューム感に気をつけよう

気をつけないといけないのはあくまでも主役は主役、脇役は脇役で主役を食ってはいけないということ。

羊とグリーン可愛い羊に小道具はミニグリーンを選んでみました。

同じボリュームになってしまってはどちらが主役なのかさっぱりわかりません。

では少し離してみましょう。
カメラの絞りが調整できるようであれば数字を小さくすると遠ざけたグリーンがボケて主役がどちらかが明確になってきます。

羊と見にグリーンミニグリーンを後ろに動かしてみました!

高さがマグカップより高いことで主役を若干食っている感も・・・・

花器から出して机に直接置いてみましょう。

羊とグリーンミニグリーンを花器から出してテーブルの上に・・・。

そして後ろに下げてぼかしてみると・・・・

小道具と羊さらに羊を少し回転させて見ました!
ハンドメイドスタンプ同じようにハンドメイドのスタンプに!
ハンドメイド赤のペーパーバッグを小道具にしてみました!!

 

まとめ

失敗を恐れない試行錯誤がベストな演出につながる

これであっているのかはプロのスタイリストでも検証を続けること

撮影が終わって掲載するとか実際にその写真を使った後は必ず反響を確認してみましょう。

例えばSNSでいいねがたくさんもらえたとか、正しい世界観を感じてもらって思ったお客様が買ってくださった。ならオッケーでしょう。

でも、演出してもいい結果につながらないこともあります。その時には自分本位になっていないかをプロのスタイリストですら日々勉強しチェック、反省を繰り返しているのです。

ABOUT ME
森川ゆみ子
写真家 カメラマン セミナー講師 ラジオパーソナリティー。 魅力を引き出し、売り上げにつなげる写真を撮ります。ネットでの魅せ方や売るための撮り方についてのレッスンも開講しています。
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